2016年シーズン前半を振り返って

20160619nichirei-07.jpg

 
――もうすぐ2016年シーズンの前半戦が終わります。

 開幕してからずっと勝てるイメージ、いいイメージが湧かないまま、毎日試行錯誤を続けてきました。
しかし、このところ、私に足りないものがやっと見えてきたのです。
いくらシーズンオフに体を作って練習をしても、試合になると気持ちが変わりますから、体も技術もコントロールが難しい。
ずっとかみ合っていなかったのですが、技術的な課題を体で調整できるようになってきました。

 
――きっかけはありますか。

 2月に湯原信光プロの合宿に参加させていただいたときにお世話になった、児玉年且プロが中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンに来てくださいました。

 少しずつ気持ちと体の動きがコントロールできるようになってきたところに、児玉プロからアドバイスをいただいたので、それがスッと腑に落ちました。
指摘されたポイントに気をつけながら取り組むようになって、サントリーレディスオープンで、かみ合った!と思えたのです。3日目に順位は落としてしまったのですが、自分自身では手ごたえを感じることができました。

 児玉プロからは「インパクトの瞬間、自信のなさが出ている。スイングがコントロールできない不安が出ている」と指摘されました。
理論ではどうすることもできない部分があることを十分理解された先輩のアドバイスは本当に私にとって宝物です。

 
――平均パット数ランキングが6位(6月20日時点)です。

 パットは悪くはないですが、劇的にいいとも感じていません。昨年、ショットの調子がずっと悪かったので、ショートゲームでカバーするしかない!という戦いでした。
自然とシビアなパットが続いたので、1、2年目より自信がつきました。今は、昨年よりショットがよくなっていますが、その理由は”グリーン周りまでいけばなんとかなる!”と自信を持ってプレーできることも大きいです。

 
20160710ham-18.JPG

 
――今季、ここまで、初日トップテン発進が3回ありました。

 結局2日目に順位を落としているのですが、技術的に急に悪くなるわけではありません。
体と気持ちのコントロールが、初日はうまくできたけど、2日目はうまくできなかった。

自分の気持ちをコントロールして、どう体で表現していくかが、いい結果に結びつけるために必要です。
少しずついい成績が出る割合が上がれば、ネガディブな考えや不安な気持ちも少しずつ消えるし、それで気持ちがコントロールできるようになれば、またいい結果に結びつきやすくなる。

調子を崩して以来、練習していても試合に出ていても、暗闇をあてもなく歩いているようなものでした。
でも、サントリーレディスで久しぶりに次の週に向けて明るい気持ちになれて。
あとは課題である「体、ゴルフ、心をうまくつなげる」ことに向き合っていけばいい方向にいけると思います。

 
――シーズン半分戦って、体調はどうですか。

 体調はいいです。今年でフル参戦4年目になるのですが、20歳を境に体が変わったと感じています。
それもあって、多少の無理もきいたプロ1年目のよかったときのスイングに戻すのではなく、今の体に合ったスイングを探していくことが必要。
特に疲労がたまりやすい部分は放置しておくと痛みが出るので、トレーナーさんと話しながらケアをしています。

 
gallery20160516-13.jpg

 
――真夏は炎天下のプレー続きで食欲をなくし、痩せてしまう選手もいるようです。

 夏はどうしても食欲がなくなりやすいので、朝やラウンド中、トレーナーさんの指示を受けながら適切なタイミングでゼリータイプの栄養補助食品などを積極的食べようと決めています自分一人だと、どうしてもプレーに集中して空腹なことを忘れてしまい、気がついたときにはスタミナ切れを起こしていることが多いので、トレーナーさんやキャディさんを頼りにしています。

 
――クラブ契約がフリーになった感触は。

 今まではメーカーさんに頼れていたのですが、今こうしてフリーになり、自分でよく考えるきっかけが出来たと思います。
例えば、私が持っているスイングイメージとクラブの性能がマッチしているのかなとか色々なことを考えますね。
同じヘッドでもシャフトを変えるだけで全然違うクラブになる。
試合があって急に大きな変更はできないからあれこれは試せないけど、自分の中で微調整をしている感じです。

 
20160529resorttrust-1.JPG

 
――さて、数試合、お姉さんがキャディを務めました。

 姉は普段、マネジャーとしてツアーに帯同してくれてはいるものの、自分自身がプレーした経験はほとんどないので、正直なところ、あまり期待はしていませんでした(笑)。

ところが、これが結構よかったのです!

 ”家族ならではの信頼感”というんでしょうか、とにかくリラックスして試合に臨めました。
ゴルフは打つときには集中力が必要ですが、それ以外の歩いているとき、待っているときにゴルフ以外の話をしたので、オンとオフの切り替えがはっきりできたのだと思います。
姉にはプレー経験がありませんから、コースマネジメントも残り距離もグリーンの読みも、全部私が自分で行わなければならないので、感性も研ぎ澄まされてくる感じがありました。

また機会があったらぜひ担いでもらいたいです! 

 
――いよいよ後半戦です。どんな戦いをしたいですか。

 試合が続くので、毎日毎日がルーティンになってしまわないように、どうやって1日1日を100パーセントに近いコンディションで向き合っていけるかがキーポイントになると思います。
今、心がけているのは「心と体と頭とゴルフを整える」ということです。

 毎日”明日のプレーが楽しみ”と思える気持ちを大切にしたい。
そのうち結果は絶対についてくると思うので、どんな状況でもそういう気持ちで過ごしたいと思っています。

 
20160529resorttrust-15.jpg

 

  • Next